久しぶりにちゃきちゃきと準備を済ませて会社を後に。小田急線に揺られて、相模大野と町田へ。どちらも良くして貰っていた書店が文具売り場を作り、実用書の棚が縮小されてしまったお店がある。業界紙などを読めば、頷くしかない。書店があり続けるだけでも大変な事なのだ。それでも、サッカーどころだと思う。棚からもちゃんと売れてくれている。ちゃんとお店の方と棚の前でお話できるのもありがたい。丁寧に、そして少しでも力になれればと心に思う。
そして、町田は青春時代を過ごした街でもある。今ほど何もなかったけど、何かと行ってた街。ずいぶんと変わってしまったのに、懐かしい。ヴィレヴァン閉店は知っていたけど、本当に無いのを見て寂しく思う。町田にもタピオカのお店がたくさんできていて、行列を作っていた。
町田からは直帰。帰りにドトールに寄って、遅れて書店員の友達うりさんに貰った誕生日プレゼント武田砂鉄さんの『紋切型社会』を遅ればせながら読了。文庫書き下ろしの章が素晴らしいぜと文庫の楽しさも噛み締める。砂鉄さんは、これがデビュー作にあるから自由なのだなと納得した。言葉の人なんだなぁと改めて思う、断固支持していきたい。細かい事を受け流していたら、世界は社会は変わらない。同時にマイヒーロー松本人志も言葉の人だったのになぁと悲しい気持ちも入り混ざる。
8日にそのうりさんと同じお店で働くひろみさんが我が家に来る事に。飲もうという話から、土曜日ならウチでたこ焼きしましょうという流れに。にやにやしちゃうくらい楽しみ。
